日立洗濯機の駆動部(クドウブ・モーター)の交換:駆動部パーツNW-D8CX-015

2019.06.25 Tuesday

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    今日は日立洗濯機の駆動部(モーター)の交換です。

    先日、洗濯機の音がガラガラすると、ショップでクドウブを購入して戴きましたが、パルセーターが外れなく

    交換修理をしてほしいとの御連絡。かしこまりました。購入して戴いた駆動部と共に

    洗濯機が入庫。洗濯機の機種はNW-D7JXで、交換クドウブパーツはNW-D8CX-015です。

    さて、普段はパーツ屋ですが、モチロン修理もできますのでまぁパーツを

    販売している次第です。

     

    内フタを開け、取れないパルセーターに着手。たしかに取れません。

    工具、ハネ外し(簡易版)の登場です。↓

     

    https://kaden119-shop.net/?pid=36302542

     

     

     

    装着してパルセーターに下穴を開けていきます。(ドリル使用)

     

    下穴をあけたら、ネジを打ち込んでいきます。

     

     

    こんな感じです。

    それでボルトをヨィショ、ヨイショと締めていきます。

     

    本来なら、パルセーターが浮いてきますが、完全にパルセーターが癒着しています。

    打ち込んだネジが浮いてきてしまいました。

    工具、ハネ外し(簡易版)の負けです。外れませんでした。

    さてここで、一旦作業を終え、どこにしまったか解らなくなった

    工具、ハネ外しパート3(プロ用)を探します。普段パーツ屋なもので

    店舗移動際にから2年半。どこにしまったか解らなくなり、ゴソゴソと探すこと3時間

    パルセーターを外すのに、半日かかり体力の限界で作業を中止。日を改めて駆動部を交換することに決めました。

     

    パルセーター種類によって、軸受の中が鋳物を使用している機種があります。

    ここに洗剤が入り込み駆動部の軸に癒着します。こうなると絶対パルセーターは外れません。

    ハネ外しパート3(プロ用)は、駆動部の軸を壊し軸ごとパルセーターを引き抜く道具です。

    作業後は同然駆動部は使えなくなります。

     

    パルセーターを外し、センターのナットにアプローチです。

    フランジナット回しを使用します。※プーラーは使用しないでください。

    引き抜きの際、洗濯槽が変形または破損します。

     

    【参考資料プーラーを使用したバスケットの破損】

     

     

    フランジナットの

     

    M28サイズは↓

    https://kaden119-shop.net/?pid=165782284

    ナットサイズ(M32→38mm)

     

    M32サイズは↓

    https://kaden119-shop.net/?pid=165782367

    ナットサイズ(M32→44mmです。)

     

     

     

     

    私のフランジナット回しはハンマー付のタイプです。上記のurlの物は

    ハンマー無しになります。

     

    ナットを取ったら、洗濯機の底部にアクセスします。

     

    駆動部を引き抜くにあたりクドウブセンターの金具と乾燥用の

    ファンケースが(駆動部下に見える白い部品)邪魔なので外します。

    ※外す際には、何枚か画像を撮影しておいてください。外した箇所を戻す場合に便利です。

     

    排水ホースを外すと穴が開いている箇所があります。

    ここに長いドライバーを差しファンケースのネジを外します。

     

     

     

     

     

    外しました。

     

     

     

     

     

     

    駆動部に繋がっている線を外し、M10のネジを外していきます。

    【ポイント!】

    ネジを外す時には、止まっている箇所にマジックでしるしを付けて

    おくといいと思います。ネジは、2本ぐらい緩めた状態で残します。

     

    これから、駆動部を引き抜きますが、簡単に引き抜けません。

    洗濯機を起こし、漕の中の軸にアプローチします。

     

    引き抜くにあたり、ハンマーと鉄筋の先端を加工したものを使用してます。

     

     

    鉄筋の先端

     

     

     

    漕の中の軸に鉄筋の先端を当てハンマーで叩いていきます。

     

    この作業により、駆動部が少しづつ下がっていきます。

    駆動部がいきなり落ちないようにネジを残したのはこのためです。

    かなり下がってきたら、底部にアクセスして残ったネジを外し

    駆動部を引き抜きます。

     

    鉄筋が入手できない場合は代用で異形打込丸環 13×600mm

    ●抜いたところ↓

     

     

    新しい駆動部を装着し逆手順で取り付けていきます。

     

     

    駆動部を装着したら、配線です。背板を外したところにジョントがありますので

    結線します。

     

     

     

    新しいパルセータを取付て完了です。

     

     

    最後に洗濯機を寝かせ作業しますが、駆動部が背面にくっついて

    作業しずらい場合は背板がある箇所にかませると作業がしやすいです。

     

     

    私は発砲スチロールを枕にして寝かせ作業しました。

     

    このブログは、駆動部:NW-D8CX-015の交換です。

    https://kaden119-shop.net/?pid=42203999

    ★機種により作業内容は、変わります。

     

    ご自分でパーツ交換を楽しみたい方向けです。

    交換を日立へ依頼すると、費用は35000円〜4.0000円ぐらいになります。

     

    ちなみに、こちらのお客様の費用は

    駆動部:8208円+送料756円(ショツプで購入)その後入庫修理です。

    駆動部交換工賃:16200円

    パルセーター1944円

    合計 26352円でした。

     

    私は日々運営サイト4店舗中、2店舗の担当業務を行っておりますので

    (自社サイトとヤフーショッピング店、)

    出張での交換は致しておりません。予めご了承下さい。

     

    尚、クドウブパーツは 楽天、ヤフーショッピング店、

    ではモールガイドラインの関係で取扱い致しませんのでご了承下さい。

     

    クドウブパーツをご購入のお客様は、交換時のご注意の案内をいれております。

    一読くださいますようお願い申し上げます。

     

    更新:2023/4/27

     

     

     

     

    コメント
    確かに部品代込みで修理代金4万円があると実感しました。
    • by 購入者
    • 2020/07/14 9:36 PM
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